ロドデノールは、美白研究所では今まで紹介していなかった成分です。

カネボウ化粧品が開発し、2008年に医薬部外品の有効成分として厚生労働省から認可されました。

白樺の樹皮に多く含まれる成分で、高いメラニン生成抑制効果があるということでした。

2008年から2013年の間に、15万店で約436万個販売していました。

ロドデノール配合の美白化粧品を使い、肌がまだらに白くなってた患者がいるということで皮膚科医からカネボウ化粧品へ連絡が入りました。これが2013年5月。

カネボウはその年の7月、ロドデノールを配合する8ブランド、54製品を自主回収することとしました。

その対象は100万個、回収費用は50億円にもなりました。

カネボウの相談窓口で受けた相談のうち、白斑の症状があるという申し出は6,808名、そのほか社員にも247名その症状があったそうです。

台湾や香港、韓国、シンガポールなど海外についても自主回収を行いました。

カネボウは、該当する製品を使い、症状を発症したお客には完治まで対応すると発表しています。

http://www.kanebo-cosmetics.jp/information/

該当するブランドについては、

カネボウブランシール スペリア、suisai、トワニー、インプレス、アクアリーフ、リサージ、RMK、SUQQUとなっています。

日本皮膚科学会では、ロドデノール含有化粧品の安全に関する特別委員会が設置され、12月に「美白成分ロドデノール含有化粧品使用後に生じた色素脱失症例医療者(皮膚科医)向け診察の手引き」を発表。

それによると、「因果関係を強く疑っているものの、解明されてはいない、自主回収は企業の判断によるもの」となっています。

よく読むと、他の美白成分でも白斑の症状が出ているものもあるということです。

このロドデノールは厚生労働省の認可を受けた「美白成分」です。

因果関係がハッキリしていないとすれば、カネボウが全て責任を取る形になっているのはなんとなく釈然としないものがあります。